バイク盗難保険はバイクの価値に比例して保険料が高額になります。当然、保険料が高額になれば、分割と言うか月払いで支払うことが家計の負担を軽減してくれることになります。
でも、バイク盗難保険は月払いではなく年払い(一括)でしか受け付けていません。価値の高いバイクに乗っている方は保険料が高くて分割で支払いたい人もいるはずです。
では、なぜバイク盗難保険の保険料は月払いできないのでしょうか。
月払いできないのは年会費制だから
バイク盗難保険の保険料が月払いできない理由は年会費制の会員制度だからできません。
さらに、年会費制だから途中退会しても返金はありません。
年会費制の理由としては、バイクの盗難率が非常に高いことが挙げられます。
バイクの盗難保険は未成年の子どもが安易な気持ちで盗んだりする原付(50cc)も盗難保険に加入できるのでバイク全体の盗難率はどうしても高くなっています。
一般的に保険と聞くと「年払い」と「月払い」があって、年払いは一度にまとまったお金を用意する必要がありますが、月払いよりも割安の保険料で加入できるメリットがありますよね。
一方で月払いは割引がないので年払いよりも少し割高になるデメリットがあります。ただ、月払いの保険のほうが途中解約できるメリットもあります。
年払いと月払いの特性をみてバイク盗難保険について考えると、盗難率が高いバイクに月払いの保険料だと保険金額の大きさから加入後すぐに盗難されたら採算が合わないことがわかります。
バイク盗難保険は保険料に対しての補償額が何倍にも設定されているので月払いにすると保険会社のメリットがありません。
それ以前にバイクの盗難保険自体が、ZuttoRide株式会社(バイク盗難保険「ZuttoRideClub」)以外の企業が参入しないところをみるとあまり儲かるものではないことがわかります。
それに加えてバイクは解体してパーツごとにインターネットで販売しやすいから盗難されたと嘘をついて不正受給もしやすいですからね。