ヤフオク!などのオークションサイトで落札したバイクが盗まれたときの保険として盗難保険に加入したいという声があります。
バイクの盗難保険はメーカー正規取扱店で新規購入したときに加入できる保険が一般的に認知されていますが、オークションで落札したバイクでも加入できる盗難保険もあります。
それはZuttoRide株式会社が提供している「ZuttoRideClub(ずっとライドクラブ)」のことです。旧名称は「バイクよくばりあんしん倶楽部」だったのでご存知の方もいると思います。
ZuttoRideのバイク盗難保険「ZuttoRideClub」は入会できるバイクメーカーに制限がないので外車・逆輸入車でも入会可能ですし、中古車でも問題なく加入できます。だからオークションで落札した中古バイクでも入会可能です。
ZuttoRide株式会社はHONDA、SUZUKI、YAMAHA、KAWASAKIの国内バイクメーカーのオフィシャルパートナー企業なのでメーカーにバイク盗難保険のOEM商品提供も行っている企業です。
だからメーカーで加入できる盗難保険は、実はZuttoRideの盗難保険と同じです。よって安心してZuttoRideの盗難保険をご利用いただけます。
オークションで落札したバイクで盗難保険に加入する方法
ヤフオク!などのオークションでバイクを落札した場合は、名義変更の際に必要な書類として相手が個人なら「譲渡証明書or廃車証明書」、業者なら「販売証明書」が付いてきます。
オークションで落札したバイクで盗難保険に加入するには手続き上の問題でこれら書類(譲渡証明書・廃車証明書・販売証明書)のうち一つを陸運局に持っていき、バイクの名義変更をしてバイクの所有者を自分だと明確にしておかないといけません。
基本的にオークションでの個人売買は、過去の所有者の名義を悪用させないために陸運局にナンバープレートを返納して所有者のいないバイクとして売りに出されます。
だからバイクをオークションで購入したら所有者のいないバイクなのでナンバープレートを貰う意味も含めて名義変更してください。
バイクの名義変更をすることで自分のバイクだと証明することができるので盗難保険に加入する際の手続きが可能になります。
また、ごく稀に400㏄以上の車検があるバイクで、車検が1年以上残っている場合は譲渡証明書を書類として送付してくる場合があります。この場合も必ず名義変更をしてください。
譲渡証明書は廃車の手続きを行わずに新たな名義のナンバープレートに変更して貰うための書類になるので車検の期間が残っていた場合は継続して利用することができます。
普通は友人や家族などの身近な人からバイクを譲り受ける時に譲渡証明書を利用します。

落札したバイクに書類がなかった場合
オークションでバイクを落札してバイクが自宅に届いたときにいずれかの書類(譲渡証明書・廃車証明書・販売証明書)が同封されていなかった場合は、相手に連絡して書類を要求してください。
ただ、書類が無いと言われたり、連絡がつかなかったり、もともと書類なしで合意して購入していた場合は「書類起こし」をしてください。
ヤフオクなどで書類起こしをしている業者がいるので依頼するしかありません。書類起こしは古物商の免許がいるので個人では出来ません。
書類起こしをすれば名義変更が可能になるためバイクの盗難保険に加入することが可能になります。
オークションで書類なしで売られている安いバイクには理由があります。書類がないのは過去の所有者が書類を紛失もしくは消失してしまい、ナンバープレートを抹消する事も新たに登録する事も出来なくなった車両だからです。
基本的にはバイクのパーツ取り用としての価値しかないため安く取引されています。だから書類起こしをして名義変更ができる状態にしないとバイクの盗難保険には加入できません。