バイクは自分で守るしかない、だからバイク盗難保険で守る

盗難対策はバイク盗難保険

バイク盗難保険の必要性【盗難件数と検挙率で考える】

どうも! バイク盗難保険に関するWEBサイトを運営している管理人です。私のバイク2台もバイク盗難保険に加入させています。

「バイク盗難保険は必要なのかな?」

本日はこういった疑問に答えます。

バイク盗難保険は損害保険であるため掛け捨て保険です。

そのため保険に加入したほうがいいのか迷っている方が多いのではないでしょうか。

私もバイクを買いたてのころは、お店で盗難保険に入るか聞かれました。そのときは何も知らずに言われるがまま加入したのですが、

バイク盗難保険に関する記事を書き始めたおかげで、今なら盗難保険に入るべきか分かります。

バイク盗難保険は、警視庁データのオートバイ窃盗に関する「盗難率・検挙率」から考察すれば、必要だと言えます。

しかし、盗難されるバイクにも人気車種(流行り廃り)がありますので、ご自身のバイクが該当していなければ不要とも言えます。

バイクの窃盗件数と検挙率では、盗難保険は不要と断言できない

オートバイ窃 認知件数・検挙率 2018/3

はじめに警視庁のオートバイ窃盗 認知件数は加速度的に減少傾向にあります。

以下の箇条書きは「警視庁 犯罪情勢」からオートバイ窃盗の認知件数と検挙率を過去4年分抜き出したものです。

実際に書かれているデータを確認したい場合はリンクからご覧ください。

  • H28, 24,304件(検挙率 15.2%)
  • H27, 35.486件(検挙率 11.3%)
  • H26, 43.720件(検挙率 11.8%)
  • H25, 51,442件(検挙率 10.9%)

過去4年分の認知件数と検挙率を確認すると昔と比べて徐々にバイク窃盗は減って安全になってきています。

警視庁のデータなので間違いありません。

しかし、平成28年の警視庁が認知するバイク窃盗件数は24,304件です。

平成28年の「国内自動車保有台数」を参照すると日本国内には3,598,932台ものバイクが存在します。

平成28年のバイク窃盗件数は24,304件なので1/148台の確率で盗難被害にあっていることがデータから分かります。

しかも平成28年のバイク窃盗事件の検挙率は15.2%です。

前年度の検挙率を確認しても11.3%と平成28年の検挙率が特別低い値ではないことが分かります。

バイクの盗難は、刑事ドラマのように10分あたりで登場人物の顔が全員分かり、35分あたりで犯行が露見し、50分あたりで一件落着、と物事が都合の良いようには進みません。

現実は、盗難届を受け取った後は積極的に目撃者や盗難バイクを捜しまわることはありません。

あなたの家に

「バイクの窃盗犯を探しています」

と頻繁に警察が訪ねてきたことがありますか?

バイクの盗難件数は多いので警察の捜査方法は効率を重視するためデータベースに登録して、あとはNシステム(ナンバー自動読み取り)での機械的な捜査を行う程度です。

バイクは分解してパーツ単位で売られるのが一般的なのでバイク窃盗犯の検挙率が低いのは、偶然ではなく、こういった捜査方法によるためです。

なお、検挙率は窃盗犯を捕まえた確率であり、バイクの返却率ではありません。

バイクを窃盗するほとんどの者は生活困窮者で、盗んだバイクはパーツに分解して販売するので、逮捕しても手元にバイクが戻ってくることはごく稀です。

まとめ:
バイクに対する窃盗件数・検挙率の確率だけを見ると「バイク盗難保険への加入は必要ない」とは安易に断言できません。

バイクと自動車の窃盗件数

ちなみにバイクと類似する自動車の窃盗件数は平成28年で11,655件です。

バイクのときと同じように平成28年の「国内自動車保有台数」を参照すると日本国内には自動車が77,284,414台あります。

  • バイク窃盗件数は24,304件です。
  • バイク保有台数は3,598,932台です。

バイクは自動車と比べると圧倒的に国内保有台数は少ないものの、盗難件数が約2倍も多い結果となっています。

この背景は誰しもが分かると思いますが、バイクは盗難対策のロックをしていても2−3人がかりで持ち上げれば、ロックは意味をなしません。

地球ロックだと別ですけどね。

やろうと思えば素人でもバイク窃盗が成立する背景があるためバイクの国内保有台数に比べて盗難件数が多い結果になっています。

バイクは車種によって盗難率が異なりますよ

バイクの盗難保険会社が発表している狙われやすいバイクがあります。

注意喚起を行うために国内4メーカーを含めた全8メーカーの盗難被害の多い車種を公開しています。

以下の表はZuttoRide株式会社の2017年6月に集計された「盗難被害の状況」です。

ZuttoRide株式会社は国内4大メーカーに対してバイク盗難保険のOEM商品を提供している会社で、バイク盗難保険の分野では業界No1の大きさです。

HONDA
125CC以下
HONDA
126CC以上
YAMAHA
125CC以下
YAMAHA
126CC以上
(1)PCX (1)CB400SF (1)ジョグ (1)SR400
(2)モンキー (2)PCX150 (2)シグナス125 (2)YZF-R25
(3)ディオ (3)フォルツァ (3)ビーノ (3)マジェスティ
(4)エイプ50 (4)CBR250R (4)NMAX125 (4)セロー250
(5)ジョルノ (5)CB400SB (5)アクシストリート (5)マグザム
SUZUKI
125CC以下
SUZUKI
126CC以上
KAWASAKI
(1)アドレスV125 (1)ハヤブサ1300 (1)ニンジャ250/R
(2)アドレス100 (2)GSR250 (2)ゼファー400/X
(3)レッツ4 (3)スカイウェイブ250 (3)ZRX1200DAEG
(4)アドレスV50 (4)バーグマン (4)ニンジャ400/R
(5)GN125H (5)GSX-R1000 (5)ニンジャ1000
Harley-Davidson BMW DUCATI TRIUMPH
(1)XL1200X (1)S1000RR (1)スクランブラー Sixty2 (1)デイトナ675/R
(2)XL883N (2)R1200GS (2)ディアベル (2)ボンネビルT100
(3)FXDL (3)R1200RS (3)モンスター400 (3)ストリートトリプルR

参考:2017年6月 ZuttoRide株式会社 ZRデータ

主に2つのカテゴリーに当てはまっているバイクが盗難被害にあっているのが分かりますよね。

  • 不良少年が狙うバイク
  • 窃盗団が狙うバイク

ですね。

不良少年が好むのは、自分が乗り回すことを前提にしているので見た目重視のネイキッドや盗みやすい原付きです。

窃盗団は、金銭が目的ですからお金になるバイクに絞って狙っています。

バイク屋の店主が不況で仕方がなく、犯罪に手を染めるケースもあるので窃盗団はバイクの知識に長けています。

これらの表は盗難保険会社が発表したものであるため、未加入車は含まれていません。

しかし、実際に盗難被害に遭われて泣きを見た方たちの報告なので、ご自身の車種が該当していないかは要チェックです。

必要・不要の結論はでないが…

あなたはバイクに限らず、車を購入する際にリスクマネジメントとして保険に入ったことありませんか?

私は車を買う際に自賠責保険に加入しました。というか国の法律で強制的に加入させられました。

自賠責はバイク盗難保険と同じ損害保険です。

「被害者の救済」

を目的として個人の意思に関係なく、入ることを強要される保険ですが、言い換えればそれほど大事な保険だということです。

他にも任意の自動車保険に加入しています。

任意の自動車保険もバイク盗難保険と同じ損害保険です。

自動車保険は別に入ることを強要されていないです。

入らなくてもいい。でも、任意の自動車保険の加入率は高いです。

ほとんどの方が加入しています。

それは自賠責保険だけでは万が一の事故時に補償が心伴いからですよね。

交通事故の確率は低いものです。でも、事故にあったら

対物なのか?
対人なのか?

で多少は違いますが、どちらにせよ金銭的な賠償がものすごく重くのしかかってきます。

必要になる場合は少ないですが、必要になったときに初めてありがたみが分かるのが損害保険の特徴です。

「保険はリスクに対応できる」

が保険の本質ですね。

バイクも必ず盗まれるわけではなくて、鍵をつけっぱなしでも盗まれないときは盗まれません。

でも、盗まれたときのリスクを考えたとき、あなたはもう一度バイクを買い直すだけのお金をすぐに用意できますか?

さいごに

バイク盗難保険の必要性は結論がでません。

最後はその人の価値観によります。

盗難されやすい車種があるので、あなたの所有しているバイクが該当していなければ

「該当車じゃないから盗まれない気がする」

「周りで盗難された人を見たことがない」

「自分で盗難対策を行うのでいらない」

などの考えのもとバイク盗難保険は不要といえます。

逆に警視庁のオートバイ窃盗に関するデータでは平成28年だと148台に1台の割合で盗難被害が出ています。検挙率は15.2%です。

データによると年々バイクの窃盗認知件数が減ってはいるものの、検挙率の低さから盗難されたら無事に返ってくるとは言えないので

「被害数が多い車種だから心配だ」

「周りで何件か盗難被害の報告を聞いた」

「バイクの周りに不審な人を見かけたことがある」

といった心配をかかえるならバイク盗難保険に加入したほうがいいでしょう。

ZuttoRideClubは国内4大メーカーにロードサービスとバイク盗難保険のOEM商品を提供している会社です。

会員数は24万人以上、バイク専門20年の実績があります。

一般的に盗難保険はバイクの購入時に加入するものですが、ZuttoRideClubはバイクの購入後に加入できます。

つまり、既に購入済みのバイクでも加入できます。中古車も可です。

引受保険会社は
「三井住友海上火災保険株式会社」
です。

  • パーツ盗難保険(最大20万円)
  • 鍵穴いたずら補償(最大5万円)

もバイク盗難保険に付帯しているので、他社にはない強みも持ち合わせています。

私のバイクも2台加入させています。

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